薩摩焼の発祥と伝統を訪ねて

薩摩切子(薩摩きりこ):美しい重厚間のある薩摩切子

薩摩切子(さつまきりこ)は、薩摩藩が幕末から明治初頭にかけて生産したガラス細工・カットグラス(切子)で薩摩ガラス・薩摩ビードロとも呼ばれていました。薩摩の器といえば薩摩焼ですが、薩摩切子もその高級感と重厚感、そして歴史的な背景から当時の薩摩切子の場合、現存するものは大変に少なく貴重で、骨董として高価で取引されています。
現在は完全に復刻され、島津家の直営の薩摩ガラス工芸に対して、鹿児島県伝統的工芸品認定されています。素材となる色ガラス層の厚い被せガラス生地の生産や切子加工等までの製作・復刻が、薩摩ガラス工芸(島津家。鹿児島市吉野町(磯仙巌園・尚古集成館に隣接)のほか、薩摩ビードロ工芸(薩摩郡さつま町・霧島市牧園町)等で行われています。切子の加工は、色ガラス層がグラインダーを目視しにくくするため、高度な技能を要するため、商品自体も稀少ですが、その美しさと重厚感は人生に一つは所有してみたい・・と思うほどの美しさです。

贈答や記念品、父の日や退職祝いに薩摩切子を

薩摩焼の陶器も高価なものは非常に高額ですが、薩摩切子の場合は小さなロックグラスだけでも数万円します。ですが、その美しさと繊細さ、持って驚くほどの重厚感は世界の有名などのロックグラスにもひけをとりません。是非、本物の薩摩切子を鹿児島で感じて欲しいと思います。

薩摩切子は薩摩ガラス工芸(島津家。鹿児島市吉野町(磯仙巌園・尚古集成館に隣接)、薩摩ビードロ工芸(薩摩郡さつま町・霧島市牧園町)で制作、加工、販売等がされています。またインターネットでも購入が可能となっています。薩摩切子は鹿児島県で制作、加工、販売されている切子が薩摩切子ですので、是非、本物に触れてください。

いつかロックグラスの薩摩切子で焼酎のロックを飲みたいです・・・。

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